巨大重力タワー – かつての文明

巨大重力タワー NOA(ノア) – かつての文明

かつて地表を覆い尽くした大津波に、科学のモーセの力で打ち勝った、次世代のノアの方舟である。

この建造物の残骸は、今も天使の島々に点在しており、遺跡には『No A』の文字も確認できる。

高解像度版はコチラ(11.8MB)

地球の殆どを覆った巨大津波を避け、地中で建造された巨大な伸縮型タワーは、起動と共に無数の巨大な重力リングにより天高く伸びたといいます。「NOA」の愛称は、巨大タワー周辺に刻まれた「Notice the Antigravity」の注意書きを、当時の作業員が省略して「No A」とよんでいたことが由来といわれている。

Antigravity(反重力)システムは、地球環境が極度に人類にとって悪化しだした頃、他星系へ安住の地を求める人々によって開発されました。結局、移住に適した星も無ければ、人類に似た同胞の星もなかったため、人類は地上での生存のため、このシステムを使用することとなりました。

ちなみに左下の作業員は、なにやら監督官らしき者に叱られています。

監督官「いつも注意しているだろ!海の壁に近づきすぎると、叩きつけられるんだぞっ!!」

作業員「す、すいません、・・ちょっと用を足しに」

タワーから離れ海面(水の壁)へ接近しすぎると、海水もろとも物凄い力で押し付けら、二度と帰ってこられなくなります・・・。まぁ、いろいろ問題のある微妙な生存空間です。

(補足:勿論、この時代はまだ”天使化”は起きていませんので、作業員に羽はありません。)

3ヶ月越しで描けた(;´д`)下記のラフの本描きになります。