時間遡上のシーンを漫画でどう描こうかなと始めたら、思いの外時間がかかってしまいました(笑)
最初は、なーんとなく、遡上者の肉体にクラックが入ってバラバラになって、過去へ送られるようなイメージを浮かべていたのですが、実際漫画絵でそれをやろうとしたら、いまいち迫力が出ないなぁと。
最近アマプラで観かけたSFでも、なんかそういう体がブロック状にバラバラになって転送〜みたいのがあったし。ひとまず、もう少し迫力のある演出にがいいなと。
とくに、短い時間遡上を繰り返すアクションシーンでやると、体バラバラ転送画面効果はスピード感も止められちゃうのと、一応SFアクション漫画にしたいので(笑)パパッと見た目も分かりやすい演出がいいなと。
こんなときは・・・、その道具の考察に立ち返ります。
この時間遡上を可能にしている頭上の輪(リング)は、そもそも且つての超文明ノアでグラビティコントロールに用いられていたものを、後世の彼らが発掘して活用しているだけ。彼らはリングの素材そのものをつくることはしません。応用物理の範囲です、基礎物理の叡智を彼らはすでに失っています。リングが数分の時間遡上をできることが発見されたため、彼らはそれを利用しているだけです。人体までもそれと同時にあわせて遡上させるのは、且つての文明ノアから見ても想定外の使用方法です。リングと共に遡上した人体が多くの場合なんらかの健康被害が出るのはそのため。そもそも人体に活用するものではない。そんな薄気味悪い雰囲気も必要です。
機械にはインターフェースが必要です。スマホでもパソコンでも電卓にも画面がついており、使用者と機械をつなぐものとなっています。リングにもそれが必要だと考え、コンソールを設けました。コンソールはリング周辺の空間としました。時間遡上が起動されると、リングの周りの空間に進行状況が投影されます、照射されているのはノアの古代文字で、まるで何かの呪文のようです。空間に照射した文字の周囲には文字の陰が映っています。時間遡上によりリングが空間を捻じ曲げ始めていることから、投影された文字の方はワームホールに沿うように歪んでいます。リングの周囲に発光文字、周囲の空間にその文字の陰。リングの装着者から見ると周辺空間は歪んだ状態になります。数分前の時間軸から分岐したもうひとつの空間がつくられ(数分前だからリングもあり装着者もそこにいます)、そこにリングのデータが上書きされます、あわせて遡上した人体のデータも・・・人体のデータは強いて言うならば魂でしょうか。そう考えたら、この数分前の状況にもコンソール文字はあるべきですね、時間遡上後も周囲に文様は必要ですね。また、人体を伴っての遡上が開発時には想定外であったことを考えれば、投射された文様が装着者の体にまで焼きつき痣のようになるも、まぁ仕方ありません。天使たちが単に遡上痕と呼ぶのも、リングのそれ以上の仕組みを知らないからでしょう・・・。
と、まぁ。
そんなことを思いながら描いてみたのが今回のカットです。
下記にグレースケールものっけておきます。
やっぱモノクロは、トーンの方が好みだなぁ。

前述の理屈なら、時間遡上弾丸のシーンなんかでも、飛翔する弾丸の軌跡に沿って、呪文のような文様が螺旋のようになるわけで。(周囲空間止まるけど)。絵的に、それが遡上弾丸だと認識できるし、何よりカッコイイ😎👍(笑)
天使が飛びながら時間遡上をするシーンも、黒い文様を螺旋のように曳いてかっ飛んでいく。良き。
と、いうことでとりま時間遡上は、この磁場を使ったような空間コンソールへの投影と、その周囲の歪んだ空間へ投射された文字の陰、という具合でいってみようかと思います。
原本は下記です。
それではまた、ティーでした〜😸

