辺境の天使の島(空中の浮島)の港へ巨大交易船(飛行艇)が入ってくる。
商船ガイアナ号(※1)が水先案内の天使の手旗に従って錨を下ろしている。
船体側面に大きく天使の紋章が描かれている。
ガイアナ(ガチギレ)の父の船である。
この直後、港はトビヲの襲撃に遭うこととなる。
※1…商船:地表と交易を行う天使たちの飛行船。軌道都市の遥か外周に散見される小さな浮島には、水没し荒廃した地表に住む異形の者たちとの交易を生業としている商人たちが住んでいる。彼等は中央都市の天使たちとは異なり、自らの島や船を所有している。(天使たちの世界では一般的に所有の概念はない)。不吉の象徴とされる地上の者たちとの交流を持つことから、ある種の差別的な目で見られている…(時代背景についてはこちら→)
他の商船のイラストは下記
