かつての文明「重力リングにより、海に大穴を開ける超巨大タワー」(カラー、ラフ、イラスト)

かつての文明

海に穴をあける巨大タワー。
手前に作業車両と人が見られ、その対比からもその大きさが(うかが)える。

天使の遥か以前の文明では巨大な重力タワーを建造し、
海を(わ)り津波を防ぐ試みがあったという。

黒い月の禍(くろいつきのわざわい)」以降、海は荒れ狂い、度重なる大津波が大地を覆った。
津波を避ける巨大な重力タワーの威力は絶大で、その光景は、
数十メートルの大津波に覆われた大海原に大穴をあけるようであったという。

天まで届くかに見えた巨大なタワーは、
無数の巨大な重力リングによって支えられていた。

天使の住む島には、彼らが「大天使の輪(だいてんしのわ)」と呼ぶ
弧を描く光る柱が無数に見られるが、それらは
この頃の建造物の重力リングの破片とおもわれる。

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